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WORK SHOP

竹はハリがあり粘り強いトンキンケーンを使用。
また、竹肌の良い物でマーキングやキズの少ない物をチョイス。張り合わせは3スタックで見た目をスッキリ仕上げ。
ホットエアーオーブンでしっかり目に火を入れ、暴れが少なくハリの強いブランクになります。

荒削りの段階から、手作業で竹の表皮も最初にならした上での削りのおかげで正三角形を限りなくキープしたまま、
仕上げ削りに移行できるので、精度が高く同じテーパーの再現が容易にでき、修理の際にも効果的である。
ある程度まで荒削りで最終数値にまで近づけて、最後にはミクロン単位で削り上げていきます。

過去に海外のテーパー集から竿作りを始め、毎週のように作っては河川で試しを繰り返す中で
もっと日本に合ったテーパーがあっても良いのでは、また、魚を掛 けてスリリングになれる、ファイトが楽しめる竿があれば良いのに・・・と思いつづけ、過去に作った何百本の中から各渓相に合わせたアクションをチョイスし た物をブラッシュアップした物が現在の4種類のテーパーです。

フェルールについて

現在ハリキフェルール社のステップダウン(ショートタイプ)を使用。ブランクの太さに合ったスッキリとした仕上がりながら、 ハリキフェルールの持つ精度があっての軽さと強度でワンピースの様なアクションが出せます。

ガイドについて


まず、何よりも拘るのがストリッピングガイド。
ミルドラム社のSMRCを使用し、往年のロッドの雰囲気を醸し出します。

また、スネークガイドは細軸の物を使用し、アクションに与える影響を軽減させています。

ラッピングについて


基本ラッピングに付いては、強度とデザイン性だと思っていますので、飾り巻などはしておりません。

もっとシンプルに竿に合ったまた、好みにあった色であれば良いと思っています。



塗装について


塗料は国産ニスメーカーのマリン用で光沢と耐水性に優れています。
塗装回数は2回重ねでテーパーにも影響なく、耐久性もあります。

コルクはポルトガルから直輸入し、5Aグレードの物を使用。



グリップはサムオン、フィンガースタイルなど、握りやすく操作性の良いデザインを選んでいます。お客様のお好みにも対応できます。

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